パワーストーンというと、ヨーロッパあたりの魔術的研究の副産物、といったイメージがあります。しかし、日本でも古来、石にはなにかの力があると解釈されてきました。古墳から「ひすい」や「めのう」などで作られた勾玉発掘される例は多いですし、縄文弥生の遺跡では、死者がよみがえらないようにと、死体の上に石をおいたものが見つかったりもします。
また、日本の皇統の象徴である三種の神器の一つは「八尺瓊勾玉」(やさかにのまがたま)の尊称を持つ勾玉です。当時勾玉は権力の象徴や護符として用いられていたとされています。このように、石や岩は神霊の宿る標識とみなされたり、霊力を持つものと見なしたり、現在でも石を「神聖な座」としてしめ縄を巻いたり、石そのものをご神体として祭ったりした神社旧跡はたくさんみつかります。
さて、日本でパワーストーンの効果に注目が集まりだしたのは、90年代の水晶ブームごろからと言われます。もともとはアメリカで広まった、水晶によるヒーリング効果がルーツと言われています。
アメリカでの癒し効果は徐々に広く知られるところとなり、1980年代後期から1990年代前期にかけて、日本にも水晶の効能が伝わるに至りました。この時期、芸能人や有名占い師が愛用のクォーツを紹介したりもして、水晶を中心にしたパワーストーンブームが起こりました。
現在でもスポーツ選手にパワーストーン愛用者が多いようですし、スピリチュアルブームもあってテレビや書籍で紹介されたりと、パワーストーンの力は広く一般に知られています。最近では、ヨーロッパ諸国を中心に代替医療の研究の一分野として、パワーストーンのエネルギー利用の試みや研究が盛んに行われているようです。
ちなみに、「パワーストーン」という言葉は和製英語。パワーストーンは、英語では水晶を意味するCrystalや宝石一般を意味するGemstoneと表記されています。
●効果効能
水晶は最初に持つパワーストーンに好適です。というのも、水晶には願望成就や魔よけ、邪気払いの力はじめ、さまざまな力があるからです。効能としては、金運、恋愛運、仕事運などなど...要するに水晶は万能のパワーストーン。なので、魔よけはもちろん、とりあえずパワーストーンを一つ欲しいな...という人にもおすすめの石です。
●浄化方法
水晶は硬質・無色透明なので、塩、水、日光・月光浴、香、クラスターなど、浄化はどんな方法でもOKです。また、水晶クラスターは自分で自分を浄化すると言われ、ときどき月光浴させてあげる程度でOKでしょう。